夏が始まりましたね。夏になると、屋内で虫(ゴキブリ、ハエ、蟻、ムカデ、蚊など)を目にする事が多くなります。
虫を撃退するには、掃除を怠らず、防虫剤を活用する事が一番の近道です。今回は、身近な材料を使って、防虫剤を作る方法を紹介したいと思います。ぜひ参考にして下さいね!
蟻よけ
材料:
ぬるま湯 4分の3カップ
ホウ砂 大さじ1
砂糖 3分の1カップ
夏になると、蟻をよく見かけます。食べ物が落ちていれば、必ず蟻がたかってくるといってもいいでしょう。小さな虫ほど、屋内への侵入を見逃してしまいがちです。そこで、まずは蟻よけの作り方を紹介したいと思います。
蟻よけには、「ホウ砂」が欠かせません。ただし、ホウ砂だけでは、蟻を退治する事はできません。ご存じの通り、蟻は甘い物が大好きです。蟻をおびき寄せるために、砂糖を混ぜましょう。砂糖がなければ、はちみつ、メープルシロップ、ピーナッツバターでも代用できますよ。
まず、ぬるま湯(4分の3カップ)とホウ砂大さじ1を混ぜて下さい。次に、砂糖(3分の1カップ)を入れて、ホウ砂と砂糖が完全に溶けるまでかき混ぜましょう。これで完成です。
自作した防虫剤は、コットンボールに浸して、蟻の通り道に置いて下さい。その際、床が汚れないように、ワックスシートも敷いておきましょう。
ハエよけ
材料:
ラベンダーエッセンシャルオイル、レモンユーカリオイル、シトロネラオイル、ローズマリーオイル、ペパーミントオイル、シナモンオイル、ディルオイル
ホワイトビネガーのいずれか2~4種類
蒸留水
スプレーボトル
部屋を飛び回るハエには、この虫よけ剤をぜひ試してみて下さい。夕方に撒くといいですよ。夜に外出する時にも使えますよ。
虫よけ剤は、エッセンシャルオイル、ホワイトビネガー、蒸留水を混ぜて作ります。作る際は、どの虫に使いたいかによって、エッセンシャルオイルを選ぶといいでしょう。例えば、ペパーミントは蚊や蜘蛛、シナモンやタイム、ラベンダーやレモンユーカリは蚊など虫全般、ディルはゴキブリに効果があります。
今回は、ラベンダー(15滴)、レモンユーカリ(15滴)、シトロネラ(15滴)を使います。まず、ホワイトビネガー(4分の1カップ)、蒸留水(4分の1カップ)を混ぜて下さい。その後、エッセンシャルオイルを15滴ほど垂らします。これで完成です。
蚊よけ
材料:
ラベンダーエッセンシャルオイルまたはレモンユーカリオイル2滴
マンサク20滴
スプレーボトル
蚊よけには、肌に塗布、噴霧するタイプの虫よけスプレーがお勧めです。
ですが、市販の蚊よけスプレーには人体に有害な成分が含まれており、値段も高いので、市販品は出来れば避けたいと考える人も少なくありません。そこで今回は、肌に無害な蚊よけの作り方を紹介したいと思います。
エッセンシャルオイルは、防虫に欠かせません。もちろん、蚊よけにも欠かせないアイテムです。蚊よけを作る時は、ウィッチヘーゼルなど肌に優しい成分の物と合わせて使うようにしましょう。
特に、ラベンダーとレモンユーカリは、蚊に効果てきめんです。どちらか好きな方を選び(代わりに、リンゴ酢を入れても構いません。)ウィッチヘーゼルを10滴加えて、よく混ぜましょう。ガラス製のスプレーボトルに入れて持ち歩けば、必要な時にいつでも使えますよ。
ただし、エッセンシャルオイルの原液だけを肌に塗る事は、絶対にやめて下さいね。確かに防虫効果はありますが、肌に優しいとはいえません。ですので、防虫剤を自作する時は、必ず肌に優しい成分の物を混ぜて使うようにして下さいね。
ですが、それでも肌に合わない事があります。まずは肌に一滴垂らして、痒みや痛みなどがないか確認してから、使うようにしましょう。あと、洋服につくと、染みになって中々とれません。気を付けて下さいね。
シトロネラキャンドル・エッセンシャルオイルディフューザー
自作の防虫剤もいいですが、シトロネラキャンドルもお勧めです。シトロネラキャンドルにはエッセンシャルオイルが含まれているので、ハエよけの防虫剤としても使えます。キャンドルを灯すと、室内に良い香りが広がりますよ!
または、エッセンシャルオイルディフューザーなんていかがでしょうか。虫よけ効果だけでなく、リラックス効果も期待できます。
今年の夏は、防虫剤を自作してみてはいかがでしょうか!自宅の防虫対策について知りたい方は、私たちのブログ「日本での虫よけ対策」も参考にしてみて下さいね。