この記事を読んでいるあなたは、日本への引っ越し準備に追われている頃かもしれません。 家具選びや寝具選びに苦労していませんか。欧米スタイルの寝具か日本の布団を買うか悩んでいませんか。
そうだとしたら、ちょうどよかった!引っ越しの山場は超えて、あとは寝具選びだけが残っているわけですね。どうやら、寝具選びのお手伝いができそうです。これから寝具を買う方は、ぜひ私たちの記事を参考にして下さいね!
フトンとは?
欧米にお住まいなら、「フトン」をご存じかもしれません。日本で昔から使われている「布団」と同じ名前です。ですが、布団とフトンは全くの別物なんですよ。
IKEA(世界最大の家具メーカー)の店舗に行けば、フトン・フトンマットレスがたくさんあります。ソファベッドのコーナー付近に展示されていますよ。欧米で使われている一般的なダブルベッドよりも小さいサイズです。薄くて、安価なマットレスが使用されています。
日本の「フトン」?
先程も言いましたが、日本の布団と欧米のフトンは全く異なります。日本の布団は、日本人が昔から使っている寝具です。ですが、「日本のベッド」と入れて検索してみて下さい。マットレスの画像がたくさん出てくると思います!日本の布団と欧米のフトンとの大きな違いは、ベッドフレームの有無です。日本の布団には、ベッドフレームがありません。
そうなんです。日本の布団は、床に直接敷いて使うのです!
日本では、敷布団のマットレスの上にシーツなどを重ねて、その上に寝ます。床に直に寝るわけではありませんが、ベッドフレームがないので、床の上に直接寝ているような気分になるかもしれません。
日本では、敷布団、シーツ、敷パッド、掛布団、毛布を用いて寝ます。敷布団の厚さは、商品によって異なります。(ただし、欧米の商品とは仕様が異なります!)まず、敷布団の上にシーツを敷きます。(敷パッドは、シーツの上に敷けば寝心地が良くなりますよ)その後、掛布団を掛けて下さい。寒ければ、掛布団の下に毛布を入れて下さいね。
布団のメリットは?
海外と比べると、日本のアパートは非常に狭い事で知られています。家具や寝具を選ぶ時は、部屋の狭さを考慮に入れて探して下さいね。
できれば、部屋のサイズを測ってから、家具や寝具を選ぶのをお勧めします。無理に大きな家具や寝具を入れる必要はありません。何も考えずに入れてしまうと、欧米製のダブルベッドが部屋の大半を占めてしまう事にもなりかねません!日本の布団は、こういった住宅事情を踏まえて設計されているのかもしれませんね。
布団を使えば、使わない時は収納して片付ける事ができます。起きた後は布団をたたんで、人目に付かないように押し入れに収納しておきましょう。(押し入れがたくさんあるのは、そのためです!)そして寝る時は、押し入れから布団を出して下さい。簡単に敷いて、すぐ寝る事ができますよ。
寝室」という欧米の概念は、日本では意味をなしません。これはどういう事なんでしょうか? それは、布団を使えば、寝具で部屋がつぶれることはありません。部屋を広く使いたいからといって、欧米製のベットを毎日組み立て収納するなんて、考えただけでもしんどいですよね。それにマットレスの置き場所にも困ります。そういう意味では、布団を使えば省スペースにもなりますね。
また、洗濯機で簡単に洗えます。重くて、持ち運びがしづらい欧米製のマットレスは、洗濯で全ての汚れを取り切れるとは限りません。だからこそ、日本で布団が普及しているのかもしれませんね!
日本の布団は、持ち運びが簡単で、簡単に洗う事ができます。洗濯機で丸洗いできる布団がほとんどです。敷布団も軽いので、スムーズに屋外へ持ち出せます。
布団であれば、廃棄に伴う労力が少なくて済みます。大きくて重いマットレスを処分するには、民間の団体や企業に引き取ってもらう必要があるかもしれません。大型のゴミなので、企業や団体が指定した日程に廃棄する必要がありますし、廃棄コストも掛かります。布団であれば、裁断もできますし、廃棄に伴う労力もかかりません。引っ越し作業がスムーズに進むと思いますよ。
日本の布団?欧米のベッド?
当たり前かもしれませんが、日本で暮らすのであれば、日本の住まいに適している日本の寝具を買う事が道理にかなっているのかもしれませんね。
いかがでしたか?ぜひ、日本の布団も試して下さいね。欧米のフトンを買うよりも、少ない予算で買う事ができますよ。それに、メリットがたくさんあります!日本では、布団が一般的です。布団がどうしても好きになれないのなら、欧米のフトンに替える事もできます。日本で暮らすなら、ぜひ使ってみて下さいね!