先行きが不透明な昨今、農作物の自給自足を始める人が増えています。ですが、いくら果物や野菜を育てたくても「育てるための広い畑がない」「収穫までに時間がかかる」「ノウハウがない」などの理由で、あきらめる人がほとんどだと思います。
そこで、自宅で手軽に始められるハーブなんていかがでしょうか!自宅でハーブを育てれば、エコで食費の節約にもなるし、新鮮で身体にも良く、栽培した達成感も得られるなど、様々なメリットが得られます。それに、ハーブを育てる最大の魅力は、なんといっても香りがいい事です!
ハーブは、場所を問わず育てる事ができます。東京の高層マンションの狭い一室でも、全く問題ありません。多少の努力と試行錯誤は必要かもしれませんが、簡単に育てる事ができますよ。ビレッジハウスのお部屋では、家庭菜園が楽しめるベランダや広いお部屋をご用意しています。興味があれば、ぜひこちらをご覧下さいね。
今回は、スイートバジル、ローズマリー、パクチーを中心に、自宅でハーブを育てるコツを紹介したいと思います。ガーデニング初心者の方も、ぜひ参考にしてみて下さいね。
スイートバジル
自宅で育てるハーブといえば、スイートバジルを思い浮かべる人が少なからずいると思います。パスタやピザソースを作る時によく用いられますよね。特に、ペスト=ジェノベーゼが好きな人は、真っ先に思い浮かぶかもしれませんね!
これから自宅で家庭菜園を始める方には、スイートバジルがお勧めです。スイートバジルは買うと高いので、自分で育てれば、美味しい新鮮なバジルが安く手に入りますよ。鉢やプランターを用意してやってみましょう。
寒い場所や風当たりの強い場所は避けて下さい。そして、日当たりのいい場所に毎日6時間ほど置いておきましょう。土が乾いたら、水を与えて下さいね。
ハーブを育てる上で、葉や茎の剪定は必要不可欠です。生命力が強く、多少の事ではびくともしません。葉や茎を少々切りすぎても、丈夫に育ちます。栄養分を葉に回すためにも、花芽がついたら早めに摘み取っておきましょう。ある程度葉っぱが増えたら、本体の1/3ほどを切り戻してください。葉っぱの付け根から脇芽が伸びてきたら、芽先を切り落として、枝数を増やしていきましょう。
ローズマリー
ローズマリーは、生命力が強いので、手入れもほぼ必要としません。頻繁に水やりをしなくても、丈夫に育ちます。土が乾いている事に気が付いたら、水やりをするという程度でいいですよ。自宅で初心者が始めるにはぴったりです。鉢を用意してやってみましょう。
できれば、日当たりのいい場所で育てて下さい。例えば、ベランダなんていかがでしょうか。
ある程度伸びてきたら、不要な枝は切り戻して下さい。本体を大きくする事よりも、葉を茂らせることに注力しましょう。
パクチー
パクチーは、独特の香りのせいで好き嫌いが分かれますよね。パクチーが好きな人は、自宅で育ててみてはいかがでしょうか。ご飯、カレー、サラダ、唐辛子、麺類に添えると、パンチのきいた味が楽しめますよ。
これから育てるのであれば、苗を買う事をお勧めします。種を買い、1から始めるよりも、スムーズに育てる事ができますよ。
色鮮やかなパクチーは、私たちの目を楽しませてくれます。葉っぱの付け根から脇芽が伸びてきたら、芽先を切り落として下さいね。
ミント
ミントは、部屋のアクセントとして観賞用にも、お酒、デザート、サラダに添えるハーブとしても使えますよね!
ミントは成長が早く、朝日がよく当たり日中は少し木陰になるような場所を好みます。土が乾燥しないように、水やりを欠かさないようにしましょう。ただし、水を与えすぎると根が腐る事があるので、注意して下さいね。
花芽を見付けたら、すぐに切り落としましょう。
ここで紹介したハーブは、料理にもインテリアにも使えます!例えば、こちらで紹介した壁掛けにハーブを飾り付けてみてはいかがでしょうか。
日当たりが良くなくても、照明などを活用するなど工夫をこらせば、立派に育ちます。
オレガノ、タイム、パセリ、チャイブ、セージなども簡単に栽培できるので、ぜひ自宅で育ててみて下さいね。