いよいよ冬がやってきました。暖房器具を出した人も多いのではないでしょうか。日本のアパートは気密性や断熱性が低く、エアコンが効きにくいため、思うより何かと電気代がかかります。特に節電が叫ばれる今年は、なるべく電気やガスを使わずに、暖かく過ごしたいものですよね。
そこで今年は、重ね着や暖かい素材の衣類を選ぶなど、着る物を工夫してみてはいかがでしょうか。それだけでも、自宅での快適さが違います。できれば、ヒートテック素材の衣類を買っておきましょう。そうすれば、家でも外でも、暖かく過ごせますよ。今回は、日本の寒い冬を乗り切るために、ぜひアパートで活用してほしいアイテムを紹介したいと思います。ぜひご覧下さいね。
ラグ
防寒対策の一環として、ラグやカーペットを活用してみてはいかがでしょうか。現に、寒い地域で暮らす人々は、断熱性が高く、インテリアとしても活用できるラグやカーペットを多用しています。気候が暖かくなれば、丸めて収納する事もできますよ。
例えば、寝室、トイレや洗面所、フローリングや畳の上に敷いてみましょう。寝室に敷くと、朝の寒さが多少はましになるかもしれません。また、トイレや洗面所に敷くと、快適で過ごしやすい空間に変わります。室内をより暖かく保ちたい人は、ラグやカーペットの下に、アルミ製の断熱シートを敷いてみてはいかがでしょうか。
できれば、カーペットやラグを買う前に、どんなラグが欲しいのか(例えば、「大きなカーペットを1枚買いたい」、「小さなラグを何枚も買って、重ねて使いたい」など)、頭の中でイメージしておきましょう。また、色やデザインは、部屋の雰囲気に合う物を選びましょう。例えば、ナチュラルカラーなんてお勧めです。取り入れるだけで、部屋の居心地が良く、あたたかな雰囲気になりますよ。
カーテン
自宅の防寒対策には、厚手のカーテンもお勧めです。厚手のカーテンは、ラグやカーペットと同じく、断熱性に優れています。4,000円ほどで購入できるので、インテリアも兼ねて、一度検討してみてはいかがでしょうか。厚手のカーテンがなければ、毛布で代用する事もできますよ。
また、カーテンは色合いの薄い物を選ぶようにしましょう。遮光効果だけでなく、部屋全体の雰囲気が明るくなりますよ。部屋に個性を出したければ、柄物よりも質感のあるカーテンを選ぶといいですね。
ヒーター
室内を暖かく保つには、エアコンが一番です。部屋全体に、暖かい空気を送り込んでくれますからね。ですが、送風方向を調整する手間や、定期的なメンテナンスが必要である事を考えると、そんなにエアコンにこだわる必要はないかもしれません。エアコンより少ない電気代で使える暖房器具は、他にもありますしね。
例えば、石油ヒーター、ガスファンヒーターなんていかがでしょうか。自由に持ち運べるので、好きな場所に置くことができますよ。ただし、使用時は、窓を開けて換気する必要があったり、灯油を買い足したりする必要がありますけどね。
他にも、セラミックファンヒーター、カーボンヒーター、電気ヒーター、ハロゲンヒーターなどもあります。暖める範囲は限られますが、電気代が少なくて済みますよ。
家電量販店で販売されている商品には、1時間当たりの電気消費量が記載されています。自分の予算やニーズはもちろんですが、電気消費量も判断材料の一つにしてみてはいかがでしょうか。それに、ヒーターの安全性や速暖性も確認しておいて下さいね。性能やスペックが高い物は、それなりの値段です。ですが、長い期間にわたって使い続ければ、高い費用を払っただけの元が取れるかもしれません。あまり値段にこだわりすぎず、色々な商品を見比べてみましょう。
こたつ
こたつは、日本で昔から使われている暖房器具です。足元を暖める事ができるので、非常に重宝されています!例えば、読書、テレビ、料理の下準備、食事など何かをしながら、足だけを暖めるなんて事もできます。安い物だと2,000円~、高い物だと20,000円程度で手に入りますよ。
ただし、こたつを長時間使うと、電気代がかさんでしまいます。電気代を少しでも節約したい人は、こたつの残り熱で暖を取るという方法もあります。その場合は、電源をこまめに切るようにして下さいね。
加湿器
室内を暖めてくれるわけではありませんが、加湿器も冬に欠かせないアイテムです。夏は湿気、冬は乾燥で悩まされますよね。これがあれば、空気を加湿してくれるので、肌や喉が潤います。夜の寝付きもよくなりますよ。空気清浄機能の付いた加湿器もあります。今年の冬は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。ぜひ、ニトリやリサイクルショップ、家電量販店を覗いてみて下さいね。
日本の冬を初めて経験すると、あまりの寒さに驚いてしまうかもしれません。だからこそ、前もってしっかりと防寒対策を用意しておいて下さいね。暖房器具にかけるお金がなくても、ヒートテック素材の衣類を着るなど、暖かく過ごす方法はいくらでもあります。探せば、あなたのおうちに何か防寒対策に利用できる物が眠っているかもしれませんよ。ぜひとも室内を暖かく保ち、元気に過ごしましょう。
私たちが紹介した方法やアイテムで、今年の冬は室内で暖かく過ごせるといいですね。ぜひ参考にして下さいね!