省エネに取り組む
昔に比べて、私たちは省エネ問題に関心を持って取り組むようになりました。
身近な理由としては、光熱費を少しでも節約したいという思いからです。冬に暖房を一日中使い続けると、電気代が嵩んでしまいますよね。せっかくの一か月分の給料がほとんど電気代に消えるなんて、そんな悲しい事はありませんよね。
もちろん、私たちの地球環境を少しでもよりよくしたいという思いもあります。迫り来る地球温暖化を回避するために、省エネ対策に取り組む必要があります。
現在では、地球を守るために、省エネ対策に取り組む必要性が叫ばれています。環境に優しい省エネルギー住宅は、未来になくてはならない存在です。
エネルギー効率
世界中の多くの国々では、気候問題を解決するために、エネルギーの年間消費量を今までより半分に削減しています。
北半球の国々では、夏の間は暖房を付ける必要がなく、それだけでも省エネに貢献している事になりますが、独特の気候条件下にある日本では、そう簡単にいきません。日本で夏を過ごすなら、エアコンが必要となります。
日本の夏は湿度が高く、非常に蒸し暑くなります。研究によると、今後の最高気温は、ますます高くなると予想されています。
ですので、どうしてもエアコンを付けざるを得ないとなると、冬と夏で光熱費が嵩み、エネルギー効率が低くなってしまう事になります。
でも、やっぱり夏は涼しく、冬は暖かく過ごしたいですよね。エネルギー効率を高めて、光熱費を節約する方法はないのでしょうか?
そこで今回は、自宅でできる省エネ対策を紹介したいと思います。お住まいのアパートでできる省エネ対策について知りたい人は、ぜひ参考にして下さいね!
その1: 自然のエネルギーを活用する
環境に配慮している住宅では、省エネに自然のエネルギーを活用しています。
従来の住宅と比べると、今の省エネルギー住宅は、エネルギーの消費量を90%も削減しています。どうやって、省エネを実現しているのでしょうか?
例えば、夏の間は、カーテンで日光を遮るよりも、室内に日陰を作ってみましょう。日本では昔から、「簾」を使って、室内を涼しく保っていましたよね!エアコンや扇風機を付ける前に、昔の人の知恵もぜひ参考にしてみて下さいね!
また、厚手の遮光ブラインドを使っても室内を涼しく保てますよ。
暑いからといって、一日中エアコンを付けっぱなしにする必要はありません。冬と同じように、窓やドアを閉めて、冷気を外に逃さないようにしましょう!
その2: 熱をできるだけ使わないようにする
できれば、温める空間を限定してみましょう。なるべく出たり入ったりせず、室内の暖気が外に逃げていかないように、使用頻度の高いドアや窓をしっかり閉めて、その部屋だけを暖めてみましょう!
すきま風を感じる場合は、窓やドアの隙間を埋めるシールを貼ってみてもいいですね。
それから、できれば換気扇は消しておきましょう。換気扇を付けている限り、暖気や冷気が外に逃げてしまいます。
また、寝ている間は、暖房や冷房の温度を下げておきましょう。ベッドは、十分にあなたの体を温めてくれますからね。
その3:省エネ家電を活用しよう
少しでも電気代を節約したい人には、省エネ家電がお勧めです。幸いにも、現在、発売されている家電製品のほとんどが省エネとなっています。ですので、旧型より新型モデルの製品を使う方が、より少ない消費電力で済みます。
今使っている家電を買い替えるなんて、お金が無駄になると思うかもしれません。
ですが、旧型製品でエネルギーを無駄にするよりも、省エネ家電でエネルギーを効率的に使う方が、結果的には数年に渡って、光熱費を抑える事につながり、エネルギーの有効活用となります。できれば、「省エネ」表示のある家電を買うようにしましょう。
これを機に、あなたも家電を買い替えて、エネルギーを効率的に使ってみませんか。
その4: LED電球を使う
数十年前から、省エネ型の電球が使用されるようになりました。ですが、いまだに省エネ型でない電球を使う人が大勢います。LED電球は、従来に比べるとエネルギーの消費量を85%削減できます。省エネ型の電球を使わないなんて、お金をドブに捨てるようなものですよ。
それから、調光器の省エネスイッチもぜひ活用してみましょう。光熱費はもちろん、エネルギーの消費量も削減できますよ。
その5:冷水で洗濯する
私たちは昔から、洗濯物を温水で洗ってきました。しかし実際は、温水を使うメリットは特にありません。それだけでなく、温水で洗う方が、多くのエネルギーを消費します。
特に洋服は、冷水で洗っても何の問題もありません。ウールや綿などの洋服は、むしろ冷水で洗うほうが良いと言われています。
その6:断熱材を使う
自宅の壁に断熱材を使うと、室内から屋外に熱が逃げにくくなります。暖房器具などに依存せずに済むため、冬の寒い時期には非常に重宝します。防音効果もあるんですよ!
また、窓を塞いだり、タペストリーを壁に掛けたりでもいいですし、床にラグを敷いても、室内を暖かく保つ事ができます。
今回は、自宅でできる省エネ対策を紹介しました。光熱費の節約はもちろん、地球環境が少しでも良くなるように、ぜひ実践してみて下さいね。
未来に向けて、地球環境に優しい暮らしを始めてみましょう!