コンビニエンスストアは、森の中に木があるように、日本全国のどこにでもあります。日本で初めてコンビニエンスストアが開設された日について、はっきりとした記録は残っていませんが、日本で初めてセブンイレブンが開設された1974年ではないかと推測されています。
2021年には、56,000軒を超えるコンビニエンス ストアが営業しており、今では日本の小売業界に欠かせない存在となっています。 Statista.com によると、コンビニエンスストアの売り上げ収益は、日本の小売業界における総売上高の約 8% を占めているそうです。
ちなみに、ご存じの方もいるかと思いますが、現在日本最大のコンビニエンスストアは、全国に21,327店舗を展開する「セブンイレブン」です。2位は16,513店舗の「ファミリーマート」、3位は14,631店舗の「ローソン」となっています。
人気を誇るコンビニエンスストア
日本で「コンビニ」の名称で親しまれているコンビニエンスストアは、いまや日本社会になくてはならない存在であり、観光客には、体験すべき場所の一つとして知られているほど人気があります。なぜ、それほど人気があるのでしょうか?おそらく、24時間さまざまな商品とサービスを提供する日本のコンビニエンスストアが、多忙な現代人の助けになると認識されているからでしょうね。
日本のコンビニエンスストアは、ただ日用品、洗面用品、食料品が買えるだけでなく、生活の「利便性」を求めて様々なサービスを提供する場所となっています。どんなサービスがあるかは、次の章でご紹介しますね。
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写真プリント
日本のほとんどのコンビニエンスストアには、プリンター・スキャナー・コピー機能が搭載されている複合機が設置されています。ですので、それらを行う機器を買う必要もなく(設置スペースを取られる事もなく!)、最寄りのコンビニエンスストアに行けば、印刷、スキャン、コピーすべてを済ませる事ができます。
特に、パスポート写真などの、写真のプリント機能は秀逸です。特に、コンビニエンスストアで利用できる証明写真サービス「ピクチャン」(https://pic-chan.net)は、スマートフォンで撮影した写真を200円で印刷する事ができます。とても便利ですよ。
また、スマートフォンに「PrintSmash (アプリ)」をダウンロードして、そこに撮った写真を保存すると、コンビニエンスストアのフォトプリンターに送信する事ができ、プリントする事ができます(送信にはコンビニの無料Wi-Fiが使用できます)。標準サイズの写真なら、30円程度でできますよ。
郵便サービス
切手が必要な場合は、封筒などの郵便用品と一緒に、コンビニエンスストアで購入する事ができます。さらに、一部のコンビニエンスストアでは、郵送物を郵便/宅配するサービスも提供しています。
ただし、コンビニエンスストア自体が配送サービスを提供しているわけではないため、どのコンビニエンスストアかによって提携している配送会社やサービスが異なります。また、提供していたとしても、あなたにとって必要ない場合もありますので、よく考えて利用してくださいね。
ちなみに、セブンイレブンとファミリーマートはヤマト運輸の宅急便、ローソンとミニストップは日本郵便のゆうパックを提供しています。
また、Navitime の「Japan Travel」 によると、日本のコンビニエンスストアでは、一般的に以下のサービスが提供されています。
- 宅急便(発払い):送り主が送料を払います。
- 宅急便(着払い):受取人が、荷物を受け取る際に送料を払います。
他にも、一部のコンビニでは、ゴルフ場やスキー場のホテルまでのスポーツ用品の配達も行っています。
コンビニエンスストアで荷物を送る場合は、荷物を持ち込む前に、宅配会社のホームページで、サイズや重量の制限、送れる物と送れない物などを必ず確認しておきましょう。
チケット販売
「コンサートのチケットを購入したい」?それとも「イベントや美術館のチケットを購入したい」?実は、これらのチケットはすべてコンビニエンスストアで購入できます。
チケットの購入には、2つの方法があります。
- ローソンの Loppiや、ファミリーマートの Fami ポートなどの専用セルフサービス機で購入できます。 (ただし、このサービスは、英語のインターフェイスが不足していることが多いため、日本語の書き言葉を十分に理解している人にのみ利用可能です。)
- オンラインでチケットを予約して、コンビニエンスストアで代金を支払います。日本で銀行口座を持っていない人でも購入する事ができるので、非常に便利です。
他にも、バスや飛行機のチケットは、コンビニのキオスク端末で予約、購入、印刷する事ができますよ。
無料のWifi スポット
「モバイルデータがなくなってしまった」、「ポータブルタイプのWi-Fiルーターを忘れてしまった」、「高価なローミングデータにお金をかけたくない」場合は、日本のコンビニエンスストアの無料Wi-Fiが利用できますよ。
ただし、コンビニエンスストアによっては、利用登録が求められたり、Wi-Fiの利用時間が制限されたりする場合があります。
特に、地方のコンビニエンスストアでは、すべてのコンビニエンスストアで必ずしもWi-Fiサービスが提供されているとは限らないので気を付けてくださいね。
トイレ
日本のトイレは、多くのボタンが付いた近未来的なウォシュレットを備えているため、ほとんど観光スポット化しています。日本には、いたるところにトイレが常設されているので、用を足すには困らないと思いますよ。
また、日本のコンビニエンスストアでは、無料でトイレを利用する事ができます。ただし、何度も言いますが、辺鄙な場所にある小さなコンビニエンスストアにはトイレが併設されていない事もあります。なお、コンビニエンスストアのトイレを利用するにあたって、商品を購入する必要はありません。ですが、お礼の意味を込めて、キャンディーやおにぎりを買ってもいいかもしれませんね。
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