教育を受けたい人はたくさんいます。中には勉強しながら世界への知見を深めたいと思う人もいるでしょう。大学在学中に、海外へ旅行したり、海外で勉強してみたいと思うのはもっともなことです。日本語のスキルを向上させたい、母国とは違う文化をもつ国で勉強してみたいという学生の間で、日本には人気のある大学がたくさんあります。
その中で、学生たちは自分が通いたい大学を選ぶことができます。主要な大都市圏にキャンパスがある大学もあれば、中規模の都市圏にキャンパスがある大学もあります。留学生を受け入れている大学はたくさんありますが、その中でもいくつかの大学を紹介したいと思います。留学したいと思える大学が見つかるかもしれませんよ。
青山学院大学
青山学院大学は、日本で有名な大学のひとつです。東京と神奈川県にキャンパスがあります。私立のキリスト教大学ですが、留学生が勉強する環境としてはトップの大学に数えられています。1874年に、ドーラ・E・スクーンメーカーが女子小学校を設立したことがはじまりです。キリスト教信仰の禁止令が解かれた後に設立されています。
その後、他の宣教師たちも男子校を設立するようになり、その数が増えていきます。それらの学校とドーラ・E・スクーンメーカーが設立した女子小学校が統合され、青山学院大学になりました。メインキャンパスは渋谷にありますが、145年以上の歴史がある大学になります。日本語と英語の両方で勉強できるアカデミックプログラムがあり、たくさんの授業やプログラムの中から好きな授業を履修することができます。美しい外観のキャンパスですが、中央には大きなチャペルがあります。学生たちが祈りをささげたいときやイベントを開催したいときなど 年間を通してチャペルを利用することができます。
慶應義塾大学
應義塾大学は、1858年に蘭学塾という福澤諭吉が設立した学校に起源をもつ大学です。日本で初めて設立された私立大学で、サイエンスではトップレベルといわれている大学です。150年の歴史があり、国内ではトップに数えられる大学のひとつです。
世界的にも知名度があり、東京都と神奈川県に6つのキャンパスがあります。慶應義塾大学に比べると規模は小さい学校ですが、世界中にあるたくさんの学校と提携しています。10の学部課程と大学院課程があります。英語でも授業が行われており、世界中の多くの大学と交換留学制度を設けています。
東京大学
日本で初めて設立された国立大学で、1877年に開校されています。4つの大学が統合されて、現在の東京大学となりました。他の大学と統合を続け、今ではほぼすべての主要な学問分野をカバーしたカリキュラムを誇るようになりました。
東京大学には、主要なキャンパスが3つあります(本郷、駒場、柏)。国内にある学校とは連携していますが、海外の学校とは連携していません。専攻できる分野はたくさんあるので、日本で勉強したい留学生にとっては理想的な大学と言えるでしょう。
日本大学
日本大学は1889年に設立されていますが、主に研究に力を入れている大学です。東京の千代田区にあります。当初は法律を学ぶ学校として設立されたのですが、オープンマインドで世界的な視野をもった学生の育成に力を入れるようになりました。
世界中の多くの大学と提携しています。ですので、留学手続きを行うための書類上の手続きや窓口とのコミュニケーションがスムーズです。日本語教育コースという、世界中の学生から高い評価を受けているコースもあります。私立大学であり、新たに学校を設立しようと海外の施設を取得するなど 世界中にネットワークを広げています。
大阪大学
大阪大学は、大阪市にある公立研究大学です。起源となる学問所が1724年に設立され、大学自体は1931年に設立されました。日本国内で最も権威のある大学のひとつで、上位3校のうちの1校として常にランクインしている大学です。
大阪大学には、吹田、豊中、箕面に3つのキャンパスがあります。英語で進められるカリキュラムや日本語を学べるカリキュラムも設けられており、多くの学生が履修している人気のあるカリキュラムです。世界中の多くの大学と提携している交換留学制度もあります。
東北大学
東北大学は、日本で三番目に設立された国立大学です。1907年に設立されました。主に研究に力を入れている大学ですが、当初学力が低い学校から生徒を受け入れ始めた大学のひとつです。どんな生い立ちであっても、万人に高いレベルの教育を施そうと試みました。
世界中からパートナーを募り、多くの学校と提携しています。東北大学には、英語で取得できる学士号が3つあります。また、包括的な大学院プログラムを履修することができます。
ここで紹介した大学では、日本での生活を楽しみながら教育を受けることができますが、あくまでもほんの一部です。すべての学生が授業に参加でできるよう、各大学は金銭面における何らかの助成措置を設けているはずです。自分でもっと調べてみたら、他にもなにか選択肢が見つかるかもしれません。注意深く調べて、自分にぴったりの大学を探してみましょう。新しい国での大学生活を楽しんでくださいね。