「賃貸物件の玄関は狭いので、おしゃれなインテリアは諦めている」という方は、意外と多いのではないでしょうか。ですが、玄関の小さな空間であるからこそ、少しのアレンジでおしゃれなインテリアが楽しめます。
そこで本記事では、おしゃれな玄関インテリアにするコツについて5つ紹介します。ぜひ、参考にしてください。
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おしゃれなポスターを飾る

玄関は来客を迎える最初の場所であり、家全体の印象を左右する「顔」ともいえる空間です。限られた玄関スペースでも、壁面にポスターを飾るだけで簡単におしゃれな雰囲気を演出できます。
ポスターを飾る際、押さえて欲しいポイントは以下の通りです。
- 小さいサイズのポスターを選ぶ
玄関の壁があまり広くない場合は、小ぶりなポスターを選ぶと圧迫感がなく、空間に心地よいアクセントを加えられます。特に光が入りにくい賃貸の玄関では、大判ポスターを飾るとかえって狭く見えてしまうことも。
そのため、飾る場所の大きさに応じて、A5からA3程度のサイズを選ぶとバランスがとりやすくなるのでおすすめ。棚の上などに置く場合は、家具の幅に対して7割程度の横幅のポスターを選ぶと、見た目がすっきり整います。
- 目線の高さに合わせる
ポスターを飾る際、中心が目の高さにくるように配置すると、自然に視線が集まり玄関の印象を引き立てることができます。靴や傘、掃除道具などが目に入りやすい玄関では、視覚的な効果で視線をコントロールすることで、生活感をさりげなくカバーできるでしょう。
玄関マットにこだわる

玄関マットを敷く場合、柄や色味がアクセントになっているものを選ぶことで、手軽でおしゃれな空間になります。また、玄関マットに合わせて同色のスリッパを組み合わせると統一感のある印象になります。
玄関マットを選ぶ場合、玄関の幅を基準に大きさを選んでください。玄関の幅が約90〜100cmの場合、玄関マットは約40〜60cmの小さいサイズがおすすめです。もう少し大きいサイズが良い場合は、約50〜70cmの玄関マットでも良いでしょう。
なお、玄関の幅が約110〜120cmの場合の玄関マットは約50〜70cm、もしくは約60〜90cmを設置すると、玄関マットを敷いた時に見える、床(フローリング)とのバランスが良いでのでおすすめです。
グリーンを取り入れる
観葉植物を玄関に取り入れると、清々しく洗練された空間になります。日中でも日差しが入りにくい玄関には、日陰や半日陰の環境でも元気に育つ耐陰性に優れた以下のような植物を選んでください。
サンスベリア

サンスベリア(トラノオ)は、シャープで力強いシルエットが印象的な植物です。凛とした存在感は、無骨で男前なインテリアスタイルにおすすめです。研究により、サンスベリアには空気中のホルムアルデヒド濃度を下げる効果があることもわかっています。
出典:日本緑化工学会誌
カポック

シェフレラは、中国南部から台湾を原産とする観葉植物で、「カポック」という名前でも呼ばれています。日本でも比較的暖かい地域であれば屋外で冬を越せるほど丈夫なので、初心者でも育てやすいのが特徴です。
モンステラ

モンステラはサトイモ科の植物で、大きな切れ込みのある葉が特徴的。南国風の雰囲気があり、観葉植物の中でも人気があります。耐陰性・耐暑性があるので、初心者にも育てやすい観葉植物です。
また、日当たりが良い玄関では、アイビー・パキラ・ガジュマル・ゴムの木などがおすすめです。
見せる収納を取り入れる

玄関は、“家の顔”として第一印象を左右する重要な場所です。狭い玄関では、オープンな棚にお気に入りのインテリア雑貨を飾る「見せる収納」を取り入れると、洗練された空間に仕上がります。見せる収納は、以下のポイントを参考にしてください。
- 飾る意識を持つ
日用品でも「ただ置く」のではなく、色・素材・形をそろえたり、余白を残すことで、ディスプレイのように見せるように飾りましょう。なお、観葉植物やアート、オブジェなどの、“魅せる”アイテムを取り入れることで、洗練された空間となります。
- “見せる”と“隠す”のバランスを考慮する
すべてを見せてしまうと雑然としてしまいます。生活感のある靴や日用品はカゴやボックスに収納し、見せる部分と隠す部分のバランスを考慮すると良いでしょう。
おしゃれな照明を選ぶ

玄関の照明をおしゃれなものにすることで、空間全体の印象が洗練されます。玄関の照明を選ぶ場合、以下のような内容を押さえておきましょう。
- 明るさ
玄関の明るさは日本産業規格によると、100lx(ルクス)が目安とされています。明るすぎると眩しく、暗すぎると視認性が損なわれるため、周囲の明るさや好みに合わせて調整すると良いでしょう。
- 電球の色
玄関の照明には、温かみのある電球色や自然な明るさの昼白色が適しています。どちらを選ぶかは空間の使い方や好みによりますが、落ち着いた雰囲気でリラックスできる玄関にしたい場合は、やわらかく包み込むような光を放つ電球色が向いています。
一方、靴の色や荷物をしっかり確認したい、細かな作業をする機会があるという方には、より明るく視認性の高い昼白色がおすすめです。
- 照明の種類
玄関の照明には、壁に取り付けるブラケットライトや足元を照らすフロアスタンドがおすすめです。ブラケットライトは、デザイン性に優れた照明器具で、玄関をおしゃれで雰囲気のある空間に演出します。壁に取り付けるため、間接的に壁を照らし、玄関全体をやわらかく明るく見せる効果もあります。
フロアスタンドはコンセントから電源を取り床に設置するタイプの照明です。人の背丈ほどの高さがあるフロアスタンドは、デザイン性に優れているのが特徴的。おしゃれな雰囲気を演出するので間接照明として使うと良いでしょう。
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。