「同じ時間を少しでも長く共有したい」と同棲生活を始めるカップルも多いのではないでしょうか。また、せっかく同棲するなら「おしゃれなインテリアにしたい」「家具のレイアウトはどうしたら良い?」と悩んでいるカップルもいるでしょう。
そこで本記事では、同棲生活の部屋づくりのポイントやおすすめする家具のレイアウトについて紹介します。ぜひ、参考にしてください。
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同棲カップルの部屋づくりの3つのポイント
- 2人がリラックスできる空間を作る
部屋の広さや間取りによってレイアウトは異なりますが、リビングなどの共有スペースではお互いがくつろげる空間を作るのがおすすめです。
例えば、ソファに座って一緒にテレビを観たり、好きな本を読んだりして過ごせるような、リラックスした雰囲気を意識するのが良いでしょう。リラックスできる環境を作ることで、自然とコミュニケーションをとる機会が増え、一緒に過ごす時間を楽しむきっかけにもつながります。
同棲生活が長くなると日常がルーティン化し、気がつけば恋人というよりただの同居人のように感じてしまうかもしれません。だからこそ2人がリラックスできる空間を作り、会話やちょっとした時間の共有を大切にすることが、心地よい同棲生活を続けるポイントといえます。
- 2人で話し合ってインテリアを決める
インテリアの配置を決める際、どちらか一方に全てを任せてしまうのではなく、2人で話し合いながら決めていくことが大切です。
もし片方に任せっきりにしてしまうと、家具の配置が決まった後に「こちらの方が良かった」と不満を感じるかもしれません。また、それがきっかけとなり些細なことで喧嘩に発展してしまう可能性もあります。
お互いの意見や希望をしっかりと聞き合いながら、お部屋の雰囲気やイメージをお互いに確認し、協力して空間を作り上げていくことが重要です。2人で意見を交わしながら、心地よく過ごせる空間を作っていきましょう。
- お互いのライフスタイルに適応した配置にする
別々に暮らしていた頃はあまり気にならなかったライフスタイルの違いも、同棲を始めると少しずつストレスの原因になってしまうことがあります。例えば、出勤時間や帰宅時間が異なると、相手の睡眠を邪魔してしまったり、逆に自分が帰る時間を気にして家に帰りづらく感じたりすることも。
お互いの生活リズムや習慣が違うと、些細なことで不安やストレスを感じてしまうかもしれません。しかし、そんな時こそお互いを理解し合い、できるだけ快適に過ごせるように工夫することが大切です。
例えば、「夜勤で寝る時間が異なる」「早朝に出勤する場合もある」といった場合は、ダブルベッドではなくシングルベッドを2台設置したり、寝室を分けたりするなど対策しましょう。お互いがストレスを抱えないようレイアウトをすることで、気を遣い過ぎることなく快適な同棲生活を楽しめます。
おすすめのインテリアの系統
2人のインテリアの好みが同じなら悩まなくても良いでしょう。とはいえ、ピンクや花柄などの可愛いインテリアにしたいと考えている女性もいます。可愛いインテリアは愛らしいですが、男性にとっては落ち着かない空間になってしまうこともあるため注意が必要です。
同棲生活は1人暮らしとは異なり、2人で快適に過ごせる空間づくりが大切です。同棲カップルのお部屋には、落ち着いた雰囲気のインテリアがぴったり。ナチュラルな木目調の家具や、白やベージュなどのシンプルで穏やかな色合いの家具や装飾などを選ぶことで、リラックスできる居心地の良い空間を作り出せます。
1LDKのおすすめレイアウト
画像出典:RASIL
1LDKは、1部屋・リビングダイニングキッチンの間取りを指します。家具のレイアウトによっては、広々としたワンルームとしても利用が可能。自然にコミュニケーションが取りやすい環境が整うため、常に一緒に過ごしたいカップルにおすすめの間取りです。なお、1LDKは狭い印象を持たれがちですが、ロータイプの家具を取り入れると空間をより広く感じられます。
ソファを活用したラウンジスタイルで広い空間を
リビングにはソファを置いて、リラックス空間をつくりましょう。スペースに余裕があるなら、コーナーソファを設置するのもおすすめです。
また、リビングを広く使うために、「ラウンジスタイル」を取り入れる方法があります。ラウンジスタイルでは、ソファで食事をしたりくつろいだりできるため、1つのスペースにまとめることが可能です。
さらに、高さ調節ができる昇降式ダイニングテーブルを使えば、必要のないときにはセンターテーブルとしても利用できます。すでにソファを持っており、これからダイニングテーブルセットの購入を検討しているカップルは、リビングとダイニングを兼ねられる昇降テーブルを検討してみるのも良いでしょう。
ロータイプのベッドや収納家具を利用する
ロータイプのベッドや収納家具を取り入れると、目線が低くなり部屋全体が広々とした印象を与えます。さらに、狭い空間に大きめのベッドを置いた場合でも、ロータイプであれば圧迫感が軽減され、すっきりとした雰囲気となります。
背の高い家具を持っている場合は入り口付近に高い家具を配置し、部屋の奥に向かって低い家具を並べると、視覚的に広がりを感じられる空間が生まれるでしょう。
2LDKのおすすめレイアウト
画像出典:WA+本店
2LDKは、2部屋・リビングダイニングキッチンの間取りを指します。2LDKは1LDKより1部屋増えるため、同棲カップルに人気がある間取りです。なお、2部屋は寝室や作業スペースなど、目的に応じて多彩な使い方ができます。
さらに、2LDKのリビングダイニングキッチンの広さは10畳以上あることが多く、家具の配置次第で広々とした空間を演出できます。また、家具のレイアウトを工夫することで、居心地が良い空間を演出できるでしょう。
ダイニングテーブルは伸長式がおすすめ
ダイニングテーブルには伸長式のタイプを選ぶと便利です。普段はコンパクトに収納し、食事の際には広々としたスペースとして利用できます。また、来客時にも活躍するため、自宅に人を招くことが多い方に最適です。
さらに、伸長式ダイニングテーブルは広い作業スペースとしても使えるため、自宅でリモートワークをするカップルにおすすめのアイテムです。
1人になれる場所や時間も確保する
在宅で仕事をされる方は、寝室以外の部屋にデスクを設置すると作業スペースが確保できます。個室なので、オンライン会議やミーティングなども気兼ねなくできるため便利です。
また、片方が作業スペースを使用している場合は、ダイニングテーブルで作業できるため、2人が程よい距離を保ちながら快適に過ごせるでしょう。
同棲生活をするのが始めてのカップルは以下の記事も参考にしてください。
・同棲準備に必要なことは?お部屋探しのコツや必要なお金について紹介
・同棲におすすめする間取りや状況に合わせた物件の選び方について紹介
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。