新居となる賃貸物件の鍵をもらったときは、自分の家といえる場所ができ、ワクワクしますよね。ここでは、新しい家で住む前に揃えておくべきものを紹介します。まずは、何を捨て、何を新居に持っていくか検討をする必要があります。比較的高価なベッド、ソファ、冷蔵庫、洗濯機などは後回しにし、安価で買えるものや、小さなものを整理するとよいでしょう。
ところで日本では、海外と異なり、住む場所を決めるときには土地の広さが重視される傾向にあります。ただし、土地の広さが利便性と直結するわけではありません。そもそも賃貸物件を選ぶ基準は、日本と海外では異なるのです。欧米などの国と違って日本人は、パーティーを自宅で開催できるかどうかというよりも、静かな環境で暮らせるかどうかを重視します。
ほとんどの日本人にとって「自宅」というのは、外出先または仕事から帰ってきた体を休める場所であり、誰かと会ったり、騒ぐ場所ではないのです。そのため、自宅でも使える「スマートデバイス」が日本では流行っており、部屋にいながら別の作業をしたい時役に立つGoogle Home、映画鑑賞に使えるNetflix、スポーツストリーミングアプリDAZNなど、コマンド感覚でエンターテイメントを楽しめるたくさんの製品が市場に登場しています。
自分の部屋で、リラックスして過ごすことができるかどうかという視点も重要ですが、日本の部屋は欧米の部屋と比べて狭いので十分な収納が確保できないなどの問題に直面することもよくあります。例えば、Amazon、ニトリ、Daisoなどで購入したもので溢れかえってしまう部屋が多く日本では見受けられます。部屋が物でいっぱいになってしまい、収納に苦労するというのはよくある話です。
そこで日本では、新たな収納スペースを確保するために、自由に長さが調節できる突っ張り棒をが活躍しております。 突っ張り棒を使えば、クローゼット、浴室、キッチンなどの収納スペースを大きく確保することができます。突っ張り棒は軽量な作りでありながら、ある程度の重いものにも耐えることができるのでかなりオススメです。正しくこれを取り付ければ壁を傷つけず、跡も残さずに綺麗な状態を保つことができます。
また、台所や浴室などで収納スペースを確保するしたい人もいるかと思います。その場合は、ステンレス製のシャワー・キャディを使えば、石鹸、シャンプー、その他のものをそこに収納できます。または、安いプラスチック製の収納コンテナを使えば、台所や居間などの収納スペースを大きく確保することができます。
新居で備えておきたいものとしては、主食であるコメを炊くときに役に立つ炊飯器、そして掃除の時に役に立つ充電式の掃除機などを購入しておくと便利です。
ところで日本には、日本独自の四季というものがあります。四季に合わせて、洋服などの衣類をどのように収納したらいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。もちろん四季に合わせて、洋服を入れ替える必要があります。
そこで衣類用の収納ボックスを2、3個用意し、ベッド下のスペースに収納することをお勧めします。そうする事によって、季節に合わせて洋服を仕分けることができます。
シューズに関しては、フォーマル、カジュアル、エクササイズ、仕事用など用途別に収納場所を確保しておくことをお勧めします。吊るす収納を活用すれば、少ないスペースでシューズを収納できます。これらはすべてインターネットで安く購入することができるので、是非実践してみてください。
都心の賃貸物件に住んでいると忘れがちになってしまうのですが、バルコニー付きの賃貸物件に住んでいる場合には、外に洗濯機以外にも観葉植物などを置いている人がたくさんいます。近所のデパートなどへ行くと、様々なプランター(ハンギングタイプ・ノーマルタイプなど)が販売されており、同時に用土や植物の種も購入することができます。なので、それらを使ってハーブや野菜などを自分で育ててみてはいかがでしょう。自分で育てた野菜を食べることで、食費の節約はもちろんのこと、栽培したきゅうり、ブロッコリー、トマト、セロリ、ミントなど野菜中心の生活となり、良い食生活がおくれます。
また、バルコニーでは食用野菜だけでなく、サボテンや多肉植物など幅広い品種の植物を育てている人も多々見受けられます。緑に囲まれた環境で、落ち着いた暮らしをしてみてはいかがでしょう。
最後に、海外では滅多に発生しませんが、日本では地震が頻繁に発生します。つまり、日本列島は、常に地震の脅威にさらされているのです。ただ、そのほとんどは小さな地震でそこまで心配する必要はありませんし、 大きな地震の発生頻度はかなり低いです。しかし万が一巨大な地震が発生した時のために、万全の対応を行う必要があります。そのためにも今のうちから防災グッズをリストに書き出し用意しておくことをオススメします。
ほとんどの賃貸物件には、台所のシンク下に小さな収納スペースがあるので、万が一に備えて3日分の水、そして長期保存ができるドライフードなどを保管しておきましょう!