「シングルマザーでも賃貸物件は借りられるの?」「入居審査で落とされたらどうしよう」など、不安になっている方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、シングルマザーが賃貸物件を借りるうえで知っておきたいポイントや入居審査、そして利用できる公的制度について紹介します。シングルマザーが借りやすい物件の特徴も紹介するので、ぜひお役立てください。 ビレッジハウスでは、全国各地に家賃2万円台から100,000室以上の物件を展開しています。また、敷金・礼金・手数料・更新料がすべて無料です。賃貸物件を探しているシングルマザーの方は、ぜひ当社のウェブサイトをご覧くださいね。 シングルマザーでも収入があれば借りられる シングルマザーでも、以下のような条件が整っていれば賃貸物件は借りられます。 契約者に収入がある 親族で3親等以内の連帯保証人がいる 入居審査で目を向けられるポイントは「継続して家賃を支払えるかどうか」という点です。そして収入や職業、勤務先や継続年数などが審査項目となります。 また、連帯保証人も審査項目の重要なチェック項目のひとつです。万が一、契約者が家賃を払えなくなってしまった場合、「代わりに支払えるのか」「収入はあるのか」などを確認します。 しかし幼い子どもがいる場合、夜泣きや走り回る足音など近隣との騒音トラブルになる可能性があるため、審査に通りにくくなる場合があります。 とはいえ、大家さんや管理会社には、事前に幼い子どもがいることは話しておきましょう。事情を知った上で物件を貸してくれるのであれば、子どもがある程度成長するまで、理解してくれる可能性が高まるからです。 入居審査や連帯保証人で必要な書類 入居審査で必要な書類 身分証明書(運転免許証やパスポートなど) 子どもの保険証 収入証明書(源泉徴収票) 印鑑(実印・銀行届出印など) 通帳のコピー 申込書は、不動産会社が準備するので、必要事項を記載して提出してください。なお、入居申し込みには連帯保証人の書類も必要となります。 連帯保証人の必要書類 身分証明書(運転免許証やパスポートなど) 実印 印鑑登録証明書(3ヵ月以内のもの) 保証人の住民票の写し(3ヵ月以内のもの) 連帯保証人が遠方に住んでいる場合は、事前に用意してもらいましょう。 シングルマザーが借りやすい賃貸物件とは シングルマザーが借りやすい賃貸物件の特徴を6つ紹介します。 家賃は6万円以下の物件を選ぶ 家賃は6万円以下の物件を選んでください。シングルマザーは、市区町村の住宅手当や家賃補助の条件として、「6万円以下の家賃であること」とされています。そのため公的制度が利用できる家賃の物件を探した方が良いといえるでしょう。 なお、不動産情報サービスのアットホーム株式会社が、日本全国の20~59歳のシングルマザー618人を調査した「シングルマザーの住まい実態調査」によると、家賃の平均は5.2万円、首都圏で7.0万円という結果でした。 一般的に、家賃の割合は収入の1/3が望ましいとされています。つまり家賃が6万円の場合では、18万円以上の収入が目安となるのです。 DK(ダイニングキッチン)の間取り 1980年代主流だったDKの間取りは築年数が経っており、比較的家賃が安くなっている傾向があります。また畳がある和室が多いため、子どもの足音を軽減させる効果も。子どもが1人の場合は「1DK」、2人の場合は「2DK」がおすすめです。条件によっては、都心部でも5~6万円位の家賃の物件が見つかることもあります。 角部屋、もしくは1階 角部屋や1階にある部屋なら、幼い子どもがいても近隣の住民とのトラブルになるリスクが少なくなると判断され、入居審査に通りやすくなるケースもあります。とくに1階の場合は、子どもが走り回っても下の階の住人に迷惑がかからないためおすすめです。 築年数や最寄り駅までの距離は柔軟に対応 築年数や最寄り駅までの距離を緩和しておくと、安くて希望にあった物件が見つかりやすいといえるでしょう。最寄り駅からの距離が、徒歩5分ごとに3,000~5,000円ほど家賃が安くなります。 ファミリー世帯が多い地域 ファミリー世帯が多い地域では、子育てしやすい環境が整っており、ファミリー向けの賃貸物件が多く探しやすいといえます。一方で、ファミリー世帯が少ない地域では単身向けの賃貸物件が多いため、審査が厳しくなる傾向があります。 こだわりの条件は2~3つまで 賃貸物件を探す際、こだわりの条件は2~3つに留めておきましょう。 都市ガスは、プロパンガスよりガス代が安いため節約できます。また、子どもと一緒にお風呂に入るには、お風呂とトイレが別々でないと一緒に入れません。 なお、エアコンなしの場合、実費でエアコンを購入して取り付ける必要があり、別途費用が必要となってしまいます。そのため、こだわりの条件は「都市ガス」「バストイレ別」「エアコン付き」が良いといえるでしょう。 賃貸の契約時に必要な初期費用 項目 金額 敷金 家賃1ヵ月分 礼金 家賃1ヶ月分 前家賃 家賃1ヶ月分 日割り家賃 入居日によって変動 仲介手数料 家賃1ヶ月分+消費税 保証会社利用料 家賃の0.5~1ヵ月分 火災保険料 10,000~20,000円 鍵交換費用 10,000~20,000円 合計 家賃4.5~5カ月分 初期費用の目安は、家賃の4.5~5カ月が相場です。その他にハウスクリーニング代や防虫、24時間サポートなどの費用が発生する場合もあるため、5万円ほど余裕をもっておくと良いでしょう。 なお、以下のような条件によっては初期費用が安くなる場合もあります。すべて当てはまらなくても2項目当てはまるだけで、家賃の2ヶ月ほど節約できますよ。 初期費用が安くなる条件 敷金不要 礼金不要 仲介手数料不要 保証会社利用しない フリーレント付き など シングルマザーの公的制度を活用しよう 賃貸住宅を借りる場合、シングルマザーには以下のような支援制度があります。上手に利用して、負担を少しでも減らすために把握しておきましょう。 市区町村の住宅手当や家賃補助制度 シングルマザーが使用できる公的制度の中に、市区町村の住宅手当や家賃補助などがあります。ただし、住宅手当や家賃補助を受けるにはいくつかの条件があります。 18歳以下の子どもと同居している母子家庭もしくは父子家庭である 日本国籍、もしくは日本の永住資格がある 住民票の住所が制度を利用する市区町村にある 民間の賃貸物件に住んでいる 生活保護世帯ではない 家賃が6万円以下である 前年度の収入が一定額に満たしていない など 住宅手当や家賃補助が受けられるかどうかは、条件によって決定します。また、お住まいの市区町村によっては公的制度がない場合もあるため、事前に窓口で確認しましょう。 公営住宅の優遇制度 県営住宅や市営住宅などの公営住宅は、福祉目的で建てられているという側面もあります。そのためシングルマザーを対象に、優遇制度を設けている自治体も少なくありません。 賃貸物件を探す際、公営住宅の優遇制度があるかどうか調べてみると良いでしょう。ただし、優遇制度を設けている県営住宅や市営住宅は、築年数が古かったり交通の便が悪かったりする場合もあります。少し不便な環境でも、家賃の負担を減らしたいと考えている方は公営住宅がおすすめです。 シングルマザーで賃貸物件を借りられるか不安な方は、日本全国に1,000以上の物件を展開しているビレッジハウスにお問い合わせください。なお、敷金・礼金・手数料・更新料が不要なので、初期費用の節約が可能です。 …