「子どもが独立して子供部屋が空いてしまった」「ルームシェアの相手が出て行き空室になった」など、さまざまな理由で空き部屋ができてしまうケースは少なくありません。 また、空き部屋をそのままにしておくのはもったいないけれど、「どう活用すればよいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、空き部屋を有効に活用する方法を6つ紹介します。空き部屋をなんとか有効活用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 ビレッジハウスでは、日本全国にリーズナブルで素敵な物件を1,000以上提供しています。賃貸物件を探している方は、ウェブサイトをご覧ください。 空き部屋の活用方法①書斎 リモートワークや作業など、集中できる書斎として空き部屋を活用するのもひとつの方法です。静かな環境が整うことで集中力が高まり、仕事を効率よく進められます。 壁一面に本棚を設置したりデスク周りの収納を工夫したりすることで、使い勝手の良い空間が完成します。また、落ち着いた色合いのインテリアに統一したり、間接照明を取り入れて居心地の良い雰囲気を演出するのも良いでしょう。 書斎の収納では、見せる収納と隠す収納を使い分けるのがポイントです。例えば、壁面の上部は本棚を設置して見せる収納にし、下部はキャビネットを使った隠す収納にすると書斎の整理整頓しやすくなります。 空き部屋の活用方法②趣味部屋 趣味に没頭できる専用空間があると、日々の暮らしに彩りが加わります。空き部屋を趣味部屋として活用すれば、道具や作品を自由に配置できるため創作意欲も高まります。 例えば、読書好きの方は本棚を設置し、快適な椅子を置いてリラックススペースにするのもおすすめ。なお、音楽を聴いたり楽器を演奏するなどの趣味にも対応するには、防音対策をしっかり整える必要があります。 おすすめの趣味部屋 スイングの練習が自宅でできるゴルフシミュレータールーム 小さな図書室のような読書専用ルーム 運動設備を整えたトレーニングルーム サーフィンや自転車などのメンテナンスルーム 音楽を聴いたり楽器を演奏する専用スペース など 空き部屋の活用方法③ウォークインクローゼット ファッション好きにおすすめするのが、ウォークインクローゼットとして利用することです。限られたスペースでも工夫次第で、使いやすくおしゃれな収納空間が実現できます。 収納スペースは形状に応じて、I型、L型、Ⅱ型、コの字型などのレイアウトを選んでください。例えば、限られたスペースにはI型やL型、広いスペースにはコの字型のレイアウトが適しています。 壁面にオープンワードローブを設置すれば洋服や小物を一目で確認でき、コーディネートもスムーズに。また、ハンガーラックや棚を組み合わせることで、収納力が格段にアップします。お気に入りのアイテムをディスプレイ感覚で収納すれば、毎日の着替えがより楽しくなるでしょう。 空き部屋の活用方法④ホームシアター専用ルーム 映画や音楽を思う存分楽しみたい方には、空き部屋をホームシアター専用ルームにするのがおすすめ。快適なホームシアターを実現するためには、いくつかのポイントがあります。 プロジェクターの性能やスクリーンは、部屋の広さや視聴距離に合わせたサイズを選びましょう。また、スピーカーの配置や音響調整をすると、より臨場感のある音を楽しめます。 防音対策として防音カーテンや吸音パネル、防音マットなどを活用して音漏れを防いでください。なお、部屋の壁や床、天井へは防音材を取り入れることで、効果的な防音が期待できます。 他にも間接照明や調光機能を取り入れて、映画館のような雰囲気を演出するのも良いでしょう。映画や動画を観るときに、画面が明るく周囲が真っ暗だと、目は明るさの差に常に適応しようとして疲れてしまいます。 間接照明や調光機能を取り入れてほんのり明るくしておくことで、「明るい⇄暗い」のギャップがやわらぎ目の負担が軽減され、より快適な空間を演出できます。 空き部屋の活用方法⑤ゲストルーム 来客が多いようであればゲストルームとして使用する方法もあります。ゲストルームとは、自宅に訪れた親しい友人や親戚が宿泊できるように設けられた宿泊スペースです。遠方からの来客が滞在する際に、プライバシーを確保しつつ快適に過ごせるよう配慮されている部屋です。 ゲストルームには、ソファにもベッドにもなるソファベッドを設置すると、狭いお部屋でもフレキシブルに対応できるため人気があります。広さに余裕はないけれど、ツインベッドルームを希望するなら、ショート丈のベッドやセミシングルサイズのベッドを設置するのも良いでしょう。 また、ニュアンスカラーのファブリックでまとめると、落ち着きのあるインテリアとなりリラックスできる空間となります。ゆったりと寛げるゲストルームを作るには、柔らかな色合いと手触りの良いファブリックがおすすめです。 空き部屋の活用方法⑥多目的ルーム 空き部屋があるなら、思いきって「何も置かない空間」として活用してみるのも良いでしょう。家具などをあえて置かず開放的な空間にすることで、ヨガやストレッチ、軽いトレーニングが気軽にできます。大きな鏡を設置すれば、ダンスや姿勢のチェックもできます。 また、日中は子どもの遊び場として、夜はリラックス空間として使うなど、家族みんなで使える柔軟な「多目的ルーム」にするのもおすすめです。 一方で、室内干しスペースとして利用するのもおすすめです。特にマンションではベランダで布団を干すのが難しかったり、雨の日の洗濯物の干し場所に困ったりすることもありますよね。そんな時は、空き部屋に室内に干せるスペースを作るのもひとつの方法です。エアコンや除湿機を設置すれば、室内でも洗濯物を乾かせるため問題ありません。 ビレッジハウスでは、敷金・礼金・手数料・更新料が無料(※)です。初期費用をコストカットしたい方はぜひ、お気軽にご相談ください。 ※契約内容や審査の結果により、敷金をお預かりする場合があります。 関連記事: 心地よい空間をつくる部屋の照明の選び方 リモートワークに適している部屋を作るポイントを紹介!集中力がアップするレイアウト3選 街子ライターのどいまちこです。 建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。 現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。 畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。