「引越し業者の選び方が知りたい」「大手引越し業者と地域密着型の業者は何が違うの」など、引越し業者を選びたいけど、何を基準にして選んだら良いのか分からない方も多いでしょう。
引越し業者を選ぶには、費用だけでなくサービス内容や口コミも気になるポイントです。そこで本記事では、引越し業者の選び方のポイントや注意点、費用を抑える方法などについて紹介します。ぜひ、引越し業者を選ぶ参考にしてください。
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引越し業者の選び方①費用やサービス内容

引越し業者を選ぶ際、費用の安い業者を選ぶ方は多いでしょう。新居の契約費用や新しい家電の購入など、引越しにはさまざまな出費が伴うため、できるだけコストを抑えたいものですよね。
引越し費用を安く抑えるには、複数の業者から見積もりを取り、料金を比較して相場を把握する必要があります。ただし、安さだけを優先してしまい、引越し作業の質が低下してしまっては意味がありません。
見積もりを取る際は、費用だけでなく「どのような作業をしてくれるのか」「ダンボールの提供やエアコンの取り付け工事が含まれるか」「不用品の処分は可能か」などのサービス内容についても確認しましょう。
引越し業者の選び方②引越しの日時

引越し業者を選ぶ際、引越しの日程と時間帯は重要なポイントとなります。
- 希望する日程で引越しできない可能性がある
- 選ぶ時間帯によって費用が変動する
3月中旬〜4月上旬は入学や転勤、転職などが集中するため、全国的に引越しの依頼が殺到します。そのため、直前に申し込むと希望する日程で予約が取れないことも。繁忙期に引越しを予定している場合は、スケジュールに余裕をもって手配することが大切です。
また、引越しの時間帯によって費用が変動します。一般的に、午前中の引越しは料金が高く、午後や時間を指定しないプランの方が安くなります。多くの人が午前中を希望する理由としては、引越し当日に余裕を持って作業を終えたい、仕事の関係で早めに済ませたいといった事情があるためです。
引越し費用を抑えたい場合は、「午後便」や「フリー便」を活用するのがおすすめ。フリー便とは、引越し日だけを決めて時間を指定しないプランです。そのため、作業開始の具体的な時間が分からないためスケジュールが組みにくいですが、費用を大幅に抑えることができます。
引越し業者の選び方③口コミや評価

引越し業者の質を見極めるには、見積もり依頼への「返答の速さ」と「見積もりの内容」が重要なポイントです。メールなら、宛名の誤りがないかや質問への回答が適切かを確認しましょう。
電話対応では、常識的な時間帯に連絡が来ているか、質問に的確に答えているか確認してください。丁寧な対応の業者なら、引越し作業も安心して任せられる可能性が高いといえます。
さらに、Webで口コミや評判を調べたり、引越し経験のある知人から情報を得たりして、総合的に判断することも大切です。引越し業者ごとにサービスの質に違いがあり、荷物の扱い方や対応の丁寧さに差が出ることもあります。
費用の安さだけで業者を選ぶと、「家を傷つけられた」「荷物を雑に扱われて破損した」などのトラブルが起こる可能性も。リスクを避けるためにも、事前に業者の対応や評判を確認しましょう。
大手引越し業者と地域密着型の業者のサービスの違い

大手引越し業者(NXの国内引越サービス、サカイ引越センター、ハトのマークの引越センターなど)と地域密着型の業者にはそれぞれ異なる特徴があり、以下のようなメリットやデメリットが存在します。
大手引越し業者
メリット
- 全国展開しており、遠方の引越しでも対応可能
- 豊富な経験と実績がある
- オプションサービスが充実しており、ニーズに合わせたプランを選べる
- スタッフや作業車の数が揃っているため予約が取りやすい
デメリット
- サービスが充実している分、料金が高くなる傾向がある
地域密着型引越し業者
メリット
- 見積もりから作業完了まで一貫して一人のスタッフが担当するため、情報の行き違いが少ない
- 広告費を削減しているため、料金が比較的リーズナブル
- 予期せぬ事態が発生した際にも、柔軟に対応できる
- 地域の地理に詳しいスタッフが多い
デメリット
- 遠方への引越しには対応できない場合がある
- サービスの質や信頼性を判断するための口コミ情報が得られにくい
- 荷物の破損や紛失が発生した際の補償範囲がせまい場合がある
- 急なトラブルや問い合わせへの対応力が弱い場合がある
引越しの訪問見積もり

引越し業者を選ぶ際、部屋に人が入るのを避けたいので、訪問見積もりをしたくないと思っている方もいるでしょう。しかし、引越し当日にトラブルにならないためにも、訪問見積もりをした方が良いといえます。
引越し会社の担当者には、運搬する荷物や不要品、必要なサービスについて詳細に伝えましょう。各社によって独自のサービスを提供している場合があるため、自分が希望するオプションがあるかどうかも、事前に直接確認しておくと安心です。
また、訪問見積もりは、すべて同じ日にすべての引越し業者に来てもらいましょう。営業担当者は、顧客が複数の業者と比較することを理解しているため、「今すぐ契約してくれたら特別に割引します」と即決を促す提案をしてくることがあります。
確かに、最初に提示された概算見積もりよりも安い金額を提示されると、その場で契約したくなるかもしれません。しかし、冷静に比較するためにも「今日1日、待ってほしい」と伝えるのがおすすめ。引越しの繁忙期を除けば、1日でトラックがすべて埋まってしまうことはほぼないため、余裕をもって引越し業者をどこにするのか検討してください。
また、訪問見積もりでは担当者の対応力も見極めるのも大切なポイントです。一括見積もりと訪問見積もりで費用に差がある場合、その理由を尋ねてみると、料金の内訳や割引の仕組みが明確になります。疑問があれば率直に質問し、納得できる説明が得られるかどうか確認しましょう。
引越し業者を選ぶ際の注意点

引越し業者では、さまざまなオプションサービスを提供しています。
- ダンボール引き取りサービス
- エアコン取り付け工事
- 家電設置サービス
- 不用品粗大ゴミの整理
- 荷造りや荷解きのサービス など
しかし、便利だからといって有料のオプションサービスを利用すると費用が高額になる恐れも。引越し業者を選ぶ際には、必要なオプションサービスの優先順位を明確にしておきましょう。
ちなみに、一部の業者は基本料金を低く設定し、多数のオプションを追加することで、最終的な費用が高額になるケースがあります。そのため、見積もり時に「安い」と感じても、後から高額な追加料金が発生する場合があるため注意が必要です。
引越しの見積もり金額を抑える3つのポイント

①オプションサービスを厳選する
引越し費用を抑えるためには、不要なオプションサービスは省くようにしましょう。荷造りや荷解き、荷物の一時預かりや不要品処分などのサービスは便利ですが、このようなオプションサービスは通常有料です。本当に必要なサービスだけを選び、不要なものは省くことで、全体の費用を抑えられます。
②繁忙期を避ける
日程調整が可能であれば、引越しの繁忙期を避けると費用を抑えられます。特に3月下旬や4月、9月、12月は引越し需要が高まり、料金が上昇する傾向があります。
また、月初や月末、土日祝日、午前中も混雑しやすく、これらのタイミングを避けることで費用を抑えられるでしょう。さらに、引越し業者の指定日に合わせたり、フリープランを選ぶことで安くなる場合もあります。
③引越しの日程や時間帯は柔軟に対応する
引越し費用を抑えるには、希望する引越し日や時間帯に余裕を持たせ、早めに業者へ予約をするのがおすすめです。土日祝に引越しをするのではなく、平日に引越し依頼をすると割引してくれるケースも。
また、早期予約により割引が適用される引越し業者もあります。見積もりが高い場合は、交渉したり割引キャンペーンの利用も検討したりするなどして、引越し費用の削減を目指しましょう。
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ライターのどいまちこです。
建築科で勉強した知識を活かし、住宅や暮らしにまつわるライターとして3年以上の執筆経験があります。セルフリノベーションが趣味で、ペンキ塗りや壁紙貼りが得意です。
現在、祖父母から受け継いだ築80年以上の古民家を繕いながら、保護猫2匹と娘のふたりでゆるりと暮らしています。
畑で採れた野菜と父が釣ってきた魚などを簡単に調理し、暑い日にはキンキンに冷えたビール、寒い日はホカホカと温まる熱燗を嗜む時が至福のひとときです。