日本は、体験したり見たりすべきものが沢山ある素晴らしい国です。探求すべき素晴らしい文化があり、美しい観光地も沢山あります。とはいえ、日本には自然災害が多いという一面もあります。
日本は、地震、台風、津波という脅威に常にさらされています。自然災害は必ずしも発生するものではありませんが、何があってもいいように、必要なものを準備しておきましょう。自宅でしておくべき事、保管しておくべき物があります。たいていは、近所のお店で入手する事ができます。
水
水は、防災アイテムの基本ですが、準備を忘れてしまう人が多いのではないでしょうか。備えとして2リットルのボトルを数本用意しておきましょう。防災バッグに入れておいたり、冷暗所に保管しておくのが良いでしょう。ボトル1本につき、100円ほどで買うことができます。コンビニに行けば、コンビニオリジナルのものもあります。好きなブランドのものを選んでください。
住んでいるアパートに浴槽がある場合は、万が一に備えて水を貯めておくのもいいでしょう。飲料水として使うのではありません。アパートの水道が使えなくなったときのために確保しておくのです。貯水しておけば、しばらくの間は トイレ、皿洗い、体を洗うなど生活用水として使うことができるからです。たとえ何日も水道が使えない状態が続いたとしても、問題なく生活できるように、水が入ったボトルを何本か備蓄しておくのもいいと思います。
薬/応急処置
災害が発生すると、医療品が入手できない状態になることが予想されます。需要が大きい製薬からバンドエイドに至るまで、ありとあらゆる医療品が入手しづらくなります。ですので、災害に備えて、少なくとも幾つかは手元に用意しておきましょう。そうすれば、困難な状況下にあっても、とりあえずは困りません。バンドエイド、ガーゼ、頭痛薬、消毒剤など、常備薬としてストックしておきましょう。
災害発生時には、いろんな怪我が予想されます。避難所に避難するまで何があってもいいように、医療品は手元に持っておきましょう。また大きな災害時には、有毒なガスが漏れたり、発生することも考えられます。ガスは大量に吸うと身体に悪影響を及ぼします。その時は医療用マスクも必ず必要となるでしょう。それらがあれば病気や災害の被害を大きくせずに少しでも抑えることができます。
準備すべき物について見当がつかない時は、防災バッグの中身、防災アイテムを選ぶ基準等が詳しく載っているウェブサイトを参考にしてみてください。災害時に必要な物が全て入っている防災バッグやキットを売っている店が、日本にもあります。価格は少し高いかもしれませんが、万が一の事態が起こった時に、それらがあると落ち着いて対処できると考えれば安いものです。防災キットについて、詳しく知りたい場合は、地方自治体のウェブサイトも参考にしてみてください。
衣服
災害の発生した季節にもよりますが、万が一の事態に備えて、清潔で乾いている衣服を準備しておくようにしましょう。こういった衣服が手元にあるかないかで、大きく状況が異なってきます。災害があった時に、清潔で乾いた衣服が手持ちにあれば、非常に過ごしやすくなります。
例えば
季節が冬で、雪やひょうの大きなトラブルに見舞われた時は、長袖、長ズボンが必須です。スパッツやヒートテックも重宝します。
雨季には、ポンチョやレインスーツのような防水仕様の服を、数枚持っておくとよいでしょう。傘もいいと思いますが、強風では飛ばされてしまうなど荒天時には邪魔にしかなりえません。それと雨が降っていても困らない靴を必ず準備しておくようにしましょう。それがあれば、雨によるトラブルも防げますし、浸水している地域を歩く時にも役に立つと思います。
雨の時には、レインブーツがお勧めです。それを履いていれば、道路に落ちた破片を踏んで怪我をすることもありません。自分のサイズが見つからない場合は、インターネットで少し大きめのサイズの物を探してみましょう。また、シューズカバーを買えば、足全体が濡れることもありません。
手袋は 状況を問わず、必要とされる物です。さまざまなシチュエーションで使うことができます。例えば、地震が起きた場合には、早急にがれき、破片を取り除く必要がありますが、手袋をつけていない状態で作業をすると、怪我をしたり、何らかの病気に感染してしまう可能性があります。寒い時には、指がかじかまずに済みますし、シャベルを使う時には手を保護してくれます。それは、下着が、寒さや害虫などから身体を守るのと同じです。手袋も、手に付けておくとよいでしょう。
ツール
防災バッグに入れるアイテムを選ぶ時に、必要かどうか判断つかずにどんなツールがいいのか、いくら考えても想像がつかないという事あるかもしれません。そういう時は、簡単で扱いやすいツールを選びましょう。 1つ目は、小さなポケットナイフ 切削工具です。さまざまな機能性を備えた小さなポケットナイフを入れておくと、どんな状況下でも使うことができ便利です。2つ目は懐中電灯です。電池を沢山持っておくと、とても便利だと思います。全国のどこのお店でも入手できます。
他には、生鮮食品を入れたりするタッパの容器や、飲料水を入れておく水筒は、自分の手元に置いておくとよいでしょう。容器があれば、寒い季節で気温が急激に下がった時でも、容器で手を温めることができます。
あと、避難所へ避難する時に防水バッグを持っておけば、持っているものが濡れずに済みます。また電気が使えない時に火を使いたい場合は、ライターやマッチがあれば、とても便利です。このように必要なものを手元に置いておくことで、バッグに収納するスペースを十分に確保できるでしょう。
市役所や地方自治体では、災害、防災に関する情報がたくさん提供されているので、きっと役に立つでしょう。それらの情報を参考にして、災害に備えてましょう。地方自治体のほとんどが、英語版の防災マップを交付する取り組みを始めました。必ずしも、すべての地方自治体が交付しているわけではありませんが、ほとんどの地方自治体がしているようです。
最後に 万が一の事態が発生した時のために、避難所の場所、指定の避難ルートを把握しておきましょう。自宅の周辺をすぐに移動できるように、何かしらの準備をしておけば、災害が発生したとしてもスムーズに対応できるでしょう。