観葉植物は、室内で自然を楽しむにはぴったりのアイテムです。室内に飾るだけで、リビングに彩りが添えられ、部屋の見栄えが良くなります。生命力あふれる空間と癒される雰囲気を演出してくれますよ。
また、観葉植物には、寝付きをよくしたり、集中力を高めたり、リラックス効果や空気を清浄する効果もあります。
普段、野外で過ごす時間はそう多くないだけに、室内に観葉植物を飾るだけでも自然を身近に感じる事ができます。初心者にも育てやすい観葉植物はたくさんあるので、そんなに心配しなくても大丈夫です。特別なスキルは、何も要りませんよ。
今回は、初心者でも簡単に育てられる植物を紹介したいと思います。ぜひご覧下さいね。
サンセベリア
サンセベリアは、どことなくサボテンのような外観をしています。なんともユニークな形ですよね。海外では、葉先の尖った縞模様のねじれた葉がどことなく蛇に似ている事から、「スネークプラント」と呼ばれているそうですよ。
観賞用としてはもちろん、空気に含まれている有害物質を分解して、綺麗にしてくれる空気清浄機のような役割も果たしてくれます。
ただし、暑さや乾燥には強いものの、寒さには非常に弱いため、育てる場所はよく考えて下さいね。水やりもあまり必要ありません。手入れもさほど難しくないので、初心者が育てるには、ぴったりの観葉植物だと思いますよ。
ポトス
ポトスも、初心者にぴったりの観葉植物です。鉢植えや水差しで育てられます。手入れもさほど必要ありません。半つる性の植物なので、茎がどんどん伸びます。窓際やカウンター、棚や食器棚に置いて這わせれば、部屋に彩りが添えられ、お洒落な雰囲気になりますよ。
寒さには強くありませんが、多少暗くてもしっかり育ちます。日当たりのよくない浴室やオフィスでも、十分育てられますよ。ですが、玄関など風通しの良い場所は、避けた方がいいかもしれませんね。
エアプランツ
ポトスやエアプランツは、空気中(エアー)の水分を吸収して育つため、土を必要としません。簡単に手入れできるので、ここ数年は非常に流行しています。ですので、店頭にも、たくさん売られていると思いますよ。
エアプランツは空気中の水分を吸収するために、短い根が生えています。他の植物のようにしっかりした根があるわけではありませんが、南アメリカのように湿度の高い土地なら、何もしてあげなくてもしっかりと育ちます。日本で育てる場合は、月に1回程度、根を3~4時間水に浸して下さい。(植物の状態に合わせて、浸す時間を加減するといいかもしれませんね。)ただし、直射日光の当たる場所は避けるようにしましょう。
モンステラ
モンステラは、知名度が高く、人気のある観葉植物です。穴が開いた外観の葉がスイスチーズに似ている事から、海外では「スイスチーズプラント」と呼ばれています。こちらで紹介している他の観葉植物に比べると、育てるのに少し手は掛かりますが、初心者が育てるにはぴったりです。
自宅で育てる場合は、湿度が高く、日当たりの良い場所で育てる事をお勧めします。また、植物全体に太陽光を当てるために、太陽の動きに合わせて、鉢植えの向きを変えてみたらいいかと思います。そうすれば、どの部位も均等に大きくなりますからね。ですが、直射日光の当たる場所や玄関など風通しの良い場所は、なるべく避けて下さいね。
できれば、水はたっぷりと与えるようにしましょう。モンステラは、湿り気のある土を好みますが、だからといって、水を与えすぎるのも良くありません。表面から2~3cmの深さの土が乾いたタイミングで与えるといいかと思います。
フィロデンドロン
初心者にも育てやすい植物ではありますが、エアプランツやサンセベリアと比べると、育てるのに少し苦労するかもしれません。フィロデンドロンは、光が強すぎても弱すぎてもいけません。直射日光の当たる場所は避けて、適度に明るい部屋で育てるようにしましょう。
土が4分の3程度乾いたら、水は鉢底穴から水があふれるぐらい、たっぷりと与えて下さいね。ですが、土に湿り気がある場合は、まだ与える必要はありません。鉢皿にたまった水は、必ず捨てましょう。
なお、フィロデンドロンには強い毒があります。うさぎや子犬などの小さなペットが、何気なく食べてしまう事もあるので、自宅でペットを飼育している場合は、違う観葉
植物を選んだ方がいいかもしれませんね。
今回は、初心者にも育てやすい観葉植物を紹介しました。観葉植物を部屋に飾るだけで、部屋に彩りが添えられ、部屋の雰囲気が明るくなりますよ。今回のブログを見て、観葉植物に興味を持った方は、ぜひ自宅で育ててみてはいかがでしょうか。ビレッジハウスでの暮らしが、ますます楽しくなると思いますよ!